2006年07月31日
■ 遺伝する...
建築家のFrank Lloyd Wright (日本の帝国ホテルの設計とか)や、
Ray Kroc (マクドナルドの創設者)、
Edgar Rice Burroughs (ターザンの作者)などなど、
「Oak Park」でググるだけで20人以上の有名人がヒットする。
今回は、ノーベル文学賞作家 Ernest Hemingway について。


この写真は、アーネスト・ヘミングウェイの生まれた家の近くにある Ernest Hemingway Museum。
■■
まずは彼の紹介を簡単に。
(代表的な作品だけ書きます。)


1899年 - Oak Parkに住む医師の長男として誕生(6人兄妹の2番目)
1929年 - 「武器よさらば」出版
1940年 - 「誰がために鐘は鳴る」出版
1952年 - 「老人と海」出版
1954年 - 飛行機墜落事故により、頭蓋骨裂傷・全身火傷・脊髄損傷・内臓破裂
1954年 - ノーベル文学賞受賞、米国アカデミー賞受賞
1961年 - 自宅で猟銃による自殺
彼は「パパ」の愛称で親しまれていた作家で、
女性・酒・狩猟・釣りを愛し、生涯で4度の結婚をした男だった。
1954年に遭遇した飛行機墜落事故によって、瀕死の重傷を負った彼は、
以後、肉体的頑健さを回復させる事はできなかった。
体力が低下し、そして執筆にも行き詰るようになった。
そして自殺した。
■■
さて、本題です。
ヘミングウェイ家は呪われている、と皆が口にする。
その歴史を見てみると・・・
1928年 - 父(Clarence Edmonds Hemingway)が拳銃による自殺
1961年 - 本人が猟銃による自殺
1966年 - 妹(Ursula Hemingway)が薬物過剰摂取による自殺
1982年 - 弟(Leicester Hemingway)が自殺
1996年 - 孫娘(Margaux Hemingway)が薬物過剰摂取による自殺
2001年 - 息子(Gregory Hemingway)が女性用の刑務所内(性転換しているから)にて、アルコールの慢性的な過剰摂取に伴う高血圧と心臓血管疾患による病死(ほぼ自殺)
そして、その全員に共通している事、それは、
最終的に全員が「鬱(うつ)病」だった事。
■■
鬱病は遺伝する。
これもよく聞く話だよね。
ヘミングウェイ家の場合を見ると、
育った場所や住んでいる環境が全く違っていた人間までもが鬱になっているみたいだね。
とすると、やっぱり遺伝情報に最初から組み込まれているのかな。。。
■■
ミュージアムでは、ツアーもやってるよ。
興味があったら、体験して感想を聞かせてね♪
(俺は行った事ないから。w)
「Ernest Hemingway Museum」
200 N. Oak Park Avenue, Oak Park, IL


15:37 | 街探索(オークパーク周辺) | Tagged: Museum,OakPark,People
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コメント
マーゴ・ヘミングウェイ(Margaux Hemingway)は、
お姉さんと一緒に女優業してたみたいですね。
ちょっと他の人達は分からないですけど、
もしかしたら、芸術一家だったのかも?
だとしたら、鬱病が多いのは頷けます。
日芸も、学生の半分は鬱病って言われるくらいですから(笑)
もちろん、個人差はありますが、芸術活動って個人作業ですから、
自分にのめり込むタイプの人が多いんでしょうね。
いわゆる、「芸術家肌」ってそういうことですしね。
でもまぁ、私は環境によるところが大きいとは思います。
鬱病はあくまで精神的な問題から引き起こされる病気だし、
うーん、遺伝子はあんまり関係ないような。
遺伝っていうより、やっぱり一緒の時間を一番多く過ごすのって、
家族じゃないですか(一般的には)。特に幼少期においては。
人格の形成もその頃に成されると思いますから、
そういう時期に周りにそういう人が居たら、やっぱり少なからず影響受けますよねー。
あ、まとまっていない上に、長文失礼しました(^_^;)
投稿者: 暁(art-conductor) | 2006年07月31日 19:06
なぜ、事故にあった年とノーベル賞受賞が同じ年なんだろうなぁ。
何か腑に落ちない・・・
人生なんてそんなものなのか?
投稿者: sho | 2006年08月01日 02:00
ヘミングウェイって自殺してたの!?知らなかったなぁ〜
で飛行機墜落事故!!コレだけ重症で生きていたのがすごいわ・・・
しかし本当に鬱は遺伝するみたいだね・・・
なんだかこの年表見るとお気の毒だなぁ〜
我が家も祖父が欝だったから気をつけないと・・・
・・・私みたいなノー天気は大丈夫か・・・ハハッ
投稿者: ゆきたん | 2006年08月01日 03:22
最近、うつ状態=うつ病のように言う人も多くて、よくわからない
ですね、心の病なのか脳の病気なのか?、はたまた病は気からということもあり得るし・・。
わたしも遺伝は要因(原因)のひとつとして否定できない気がしますが。
投稿者: 5656rouba | 2006年08月01日 13:04
> 勝
いろいろ読んでると、
飛行機事故で最初は「死亡した」と報じられたらしい。
でも、生還が確認されて、受賞が決定した、と書いてある。
授賞式には出れなかったみたいだけどね。
ノーベル賞って、生きてる人間だけが受賞対象なんかいな?
> ゆきたん
ヘミングウェイ家で鬱病になった人のほとんどが、
人当たりが良くて、近所の人からも愛されていた存在だったらしいよ。
みんな晩年になって、段々と鬱の度合いが進行したみたい。
歳を取ると、遺伝の要素が表面化してくるのかなぁ〜。。。
> 5656roubaさん
鬱状態と鬱病は、確かに程度も状態も大きく違う感じがしますね。
俺は「脳の病」のような気がします。
「心の病」である内は鬱状態のような。。。
まぁ、医者じゃないので、詳しい事は分かりませんが。
俺も遺伝による要因が大きいと思うんですよね〜。
投稿者: brewski | 2006年08月01日 19:57
> 暁ちゃん
ちょいと説明が足りなかったかな。
もちろん環境による要因も大きいのだろうけど、
俺が言いたいのは、遺伝から来る要因もかなり大きいのだろう、という事だよ。
同じ環境に居たって、鬱病になる人間とそうでない人間がいる。
とすると、やはり遺伝情報に鬱病としての「才能」を持ち合わせていると思う。
芸術家に鬱病が多いって考えは、俺は賛成できんなぁ。
芸術家肌を持つ人間と、芸術家として成功できる人間は違うと思うし、
人に受け入れられる芸術ってのは、その人の持つ知識や技術は最低限の持つべきモノであって、最終的にはセンスによる所が大きいと思う。
だから、鬱病の人間が芸術家として成功できる確率は、低いと思うなぁ。
(あくまで俺の考えだからね〜。)
ついでに、あんまり自分の大学を卑下するなよ〜。
日芸大、イイ大学じゃん!! (-_-;)
投稿者: brewski | 2006年08月01日 20:01
なるほど!
遺伝に関してはそういうことなら頷けます☆
私もあんまり深く考えないで書き込みしてましたけど(汗)、
芸術家って一括りにしちゃうとマズいかも知れません。
というのは、あまり深く追求したことは無いのですが、
実は音楽家の中でも専門によって気質が違う、というデータがあるんです。
大雑把かつ適当に挙げてくと、
☆声楽家…明るく社交的な性格
☆ピアニスト…自分に閉じこもるタイプの性格
☆作曲家…真面目で深く物事を考える性格
と言ったように。
詳細は覚えていませんがこんな感じでした。
でも、周りの友達見てると、分かるなーという感じはしますね。
もちろん、個人差はありますが。
だから、他の芸術家にも多分同じようなことが言えるとは思いますね。
作家業をなさっている方は、鬱病率が少々高いかもしれませんが、
きっとそれも、書くジャンルによって変ってくるかもしれませんね。
小説作家と児童文学作家では、前者の方が高そうだし(笑)
何だか余計なことをゴチャゴチャと言い出し始めそうだから、
この辺にしておきます(^_^;)
あぁー、長文ゴメンなさいm(__)m
投稿者: 暁 | 2006年08月01日 23:10
私去年家見学したよー。
なんかおっさんが自殺自殺って説明してて
聞いててこわくなってきましたー。
うちのおとんとおかんは英語わかんないので、
平気で 「いいお家ねえ〜」って言ってた。
まあ、いいお家でした。
すまんね。知的な意見でなくて。
風邪が治んない。。
投稿者: yoshirin | 2006年08月03日 17:28
> 暁君
長ぇよ。w
まぁまぁ、そういう世間一般で言われている型に捕らわれずに、
豊かな感受性を持って日々を過ごしてくれぃ。
芽はいつか出る、だろ。きっと♪
> ヨシリンちゃん
いいお家ねぇ〜、か。はっは。
金持ちの家だからねぇ。
ところで風邪は治ったかい?
投稿者: brewski | 2006年08月13日 04:51