2006年06月22日
■ 生きるんだ...
親父の前で泣きじゃくった。
喫茶店で、他の客だって大勢いたのにね。
自分自身がどうしようもなく悔しくて、許せなくて。
前を見る事さえ怖がってたかもしれない。
あの時は人生最悪に堕ちてたっけ。
受験を失敗した時なんかより ずっと。
■■
でも、その後、周りに支えられて、自分の気持ちに整理を付けて、
そして、目標を見つけた。
そりゃ、時々は落ち込む事だってあるけど、
自分なりに前を見て走ってきたつもりだった。
■■
でも、やっぱり俺は甘い。 甘えてる。

家族に対しても、友達に対しても、
信頼しすぎてしまっている。 頼りすぎてしまっている。

もちろんだけど、頼り・頼られる関係は素晴らしいし、
人間はそれなしじゃ生きていけない。
俺が言いたいのはそこじゃない。
俺が言いたいのは、
今いる場所に安心しきってしまって、
そして、それを理由に、自分の中で 「逃げ」 の気持ちが生まれてしまっている、という事。
俺の帰る場所、家族、そして友達が、
いつまでも変わらぬまま在る、と 心のどこかで思い込んでしまっている事。

でも本当は、それらはとても儚くて、
そして明日にでも壊れてしまう可能性だってあるんだよね。

だから、今を大切にして生きないといけない。
先を見据えて、
今できる事を精一杯やらないといけない。
■■
(前書きが長くてゴメン)
たけちう兄貴に感化されて、
「1リットルの涙」(ドラマ版)をもう一度見た。
実は俺は、一度も最初から最後まで通して見た事がなかったから。
DVDで、毎日寝る前に1話ずつね。


でも、これ見ると寝れないんだ。
泣いちゃって。
感情が高まっちゃって。。。
■■
知ってる人もいると思いますけど、私の病気は治りません。
治療法がないみたいです。
いつか歩くことも、立つことも、話すことも出来なくなると、
お医者さんに言われました。
この一年で当たり前に出来ていたことが、一つ一つ出来なくなっていきました。
夢の中では、友達としゃべりながら歩いたり、バスケをしながら思いっきり走ったり出来るのに、
目が覚めると、もう自由には動かない身体がそこにあるんです。
毎日が変わってしまいました。
転ばないためにどう歩いたらいいのか。どうすればお弁当を早く食べれるのか。
どうすれば人の視線を気にしないでいいのか。
一つ一つ頭の中で考えなきゃ生きていけません。
高校に行って、大学に行って、仕事をして、
そんな風に思い描いていた未来が、ゼロになっちゃいました。
生きていく道がみつからなくて、小さな希望の光も見えなくて、
病気になったせいで、私の人生は壊れてしまったって、何度も思いました。
でも、でも、悲しいけどこれが現実です。
どんなに泣いても、病気からは逃げられないし、
過去に戻りたくても、時間は戻せないし。
だったら、自分で今の自分を好きになってあげなくっちゃって、
そう思いました。
だって、この身体になってから、初めて気付いた事が沢山あるから。
そばにいてくれるだけで、家族ってありがたいんだなーとか、
さりげなく支えてくれる、友達の手がすごく温かかったりとか、
健康な事が、それだけで すごく幸せな事とか。
病気になったからって、失うばかりじゃありませんでした。
この身体の私が・・・私だって。
障害っていう重荷を背負っている私が、今の私なんだって。
胸を張って生きていこうと思いました。
だから・・・養護学校に行くことは、自分で決めました。
みんなとは生きる場所が違うけど、
これからは自分で選んだ道の中に、一歩一歩、光を見つけたいから。
そう笑って言えるようになるまでに、
私には・・・少なくとも1リットルの涙が必要でした。
だからもう私は、この学校を離れても、
何かが終わってしまうだなんて絶対に思いません。
みんな、今まで親切にしてくれて、本当にありがとう。
(高校退学時に亜也ちゃんがクラスの前で言った言葉)
■■
生きてるって、家族って、友達って、
最高なんだね。

(今回はちょっと真面目に書きすぎたかな。)


19:37 | TV番組の話 | Tagged: DVD,病気,ドラマ,家族
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コメント
私も今日、Brewskiさんと同じことを考えていたよ。今日という日は2度と戻ってこないし、明日も家族や友達が変わらずに元気でいてくれると保障はないもんね。もちろん、自分も。
投稿者: ユーミン | 2006年06月22日 22:59
本当、私も日々を大切にきちんとすごしたい。
当たり前。な1日でなくて、今日も1日生かされてる!!
っていう喜びを持っていたいよね?!
お互いに、そしてみんなが感謝して過ごせますように☆
投稿者: naoko | 2006年06月23日 00:15
そういう言葉を人前で言えるってことが格好いいよね。
投稿者: ムーニー | 2006年06月23日 00:54
とても素直な感性をされていらっしゃいますね。
まっすぐに受け止められているBrewskiさんは毎日を丁寧に過ごしてあるんだろうなぁと思います。
思い切り泣いたり、猛烈に反省したり、周りに感謝したりするって
今を一生懸命に生きてないとできない。
適当に生きてると、自分の心とも向き合わないように逃げるから、分かってるつもりになってそこで止まっちゃって心まで来ない。
自分をごまかしてると「空がきれい」とかも感じなくなる。
私は自分に甘くて情けない自分を見ないようにしちゃうときが多くて、時々感情が鈍くなるから、そのような感性を持ってあるBrewskiさんのブログを読んで自分を見つめなおすことができました。
私は感謝の気持ちを忘れたわけではないですが、まだまだ皆に心配かけないように一人立ちしないといけないレベルのようです(笑)
投稿者: マサコ | 2006年06月23日 01:44
タイトルで「おっ♪」ってわかったよ。
最後の最後まで前向きに必死に生きた彼女の人生からは
学ぶこと多いよね。
んま、現にこうやって自分を見直している人がいるわけだし^^
このみんなの前で「1リットルの涙」を告白した後のセリフも大好き。
「転んだっていいじゃないか。また起き上がればいいだけなんだから・・・」って。
これを今は日本代表に伝えてやりたくて・・・。
投稿者: たけちう | 2006年06月23日 02:23
なんだか、あったかい、そして希望が見えてくる日記ですね。マサコさん、おなじく、Brewskiさんが一生懸命みつめてるのが、ヒシヒシつたわってきました。ありがとう。
実は、ここだけの話ですが、その番組、私の親族にあるのと同じ遺伝の病気だと聞きました。(テレビみたことなげ。。)ほんとに、秘密よ。。。うちの親族は、みんな30代近くまで発病しないので、わからないけど、姉妹共に発病する可能性、あり、です。不安はないわけじゃないけど、(特に自分より、姉や妹になってほしくない。。。)私は、クリスチャンで、神様をしんじてるから、そして、聖書に病気になるのは〔重いの)その人のせいでも、家族のせいでもなく、神様の栄光のため、と書いてあります。どんなに、辛い病気になって、いろんなことできなくなっても、神様がどんな計画を自分に、そして自分の周りにいる人にもってるか、わからない。その女の子がたくさんの、テレビを見てた人に希望や、勇気を与えたように、なんらかの形で、遣わされるのでは、と思うと、すごく心強いです。本当に日々、毎日歩けること、人と話せること、愛してくれてる人が、周りにいること忘れずにいたい、そしてもし、もし何か起こっても、与えられてる一息、一息、喜んで、感謝して人生を送りたい、と思わされる、今日このごろ。
投稿者: Tamiko | 2006年06月23日 03:54
私もこの番組から教えられるものがありました。
こういった方の人生を通して、自分は生きている、幸せなんだと改めて思い知らされます。
そう思えた人がたくさん居ると良いですね!
投稿者: 姉さん | 2006年06月23日 08:58
15歳の頃だったかな、実は私も瀕死状態を経験したことがあります。身体的にもだけど精神的にもかなりのダメージを受けてしまって、後にも先にもあれくらいどん底に堕ちることはないだろうってくらい、毎日泣き暮らしていました。もちろん、周りにも大きな心配をかけてしまったし・・・・。
そこからなんとか回復できて思ったのは、たとえ明日命がなくなってしまったとしても絶対に後悔のないように生きようということ。そのためにも、今できることには100%の力で精一杯頑張ろう、そして生きていることに対しての感謝の気持ちを忘れないでいこうって。
↑の亜矢ちゃんの言葉読んでて、泣けてきました。。。。紹介してくれて、ありがとう。今度このドラマチェックしてみます。
投稿者: serendipity | 2006年06月23日 09:05
身近な人の病気や障害、早すぎる死、どうしようもない
無力感を味わうことが多いですね。
結局、自分に起こることすべてを受けとめて生きていく
ことに、それぞれの人生の意味があるんだろうと思って
ます。
投稿者: 5656rouba | 2006年06月23日 15:37
> ユーミンさん
> ナオちゃん
> ムーニー
> マサコさん
> たけちう兄貴
> タミちゃん
> 姉さん
> serendipityさん
> 5656roubaさん
みんな、みんな。
今回のこの内容で、
そしてみんなから頂いたコメントに対して、
どうのこうのと、意見や共感の台詞を言える程、
俺は人間ができているわけではありません。
まして、それに値する経験を積んできたわけでもありません。
俺はこのドラマを見て、相変わらず涙を流しているし、
相変わらず、今をどう生きるか、について考えています。
でも、みんなからのコメントを読んで、
みんなも同じく共感して頂いた事が分かり、
感激の気持ちでいっぱいです。
--
いいじゃないか、転んだって、
また起き上がればいいんだから。
転んだついでに空を見上げれば
青い空が今日も限りなく広がって微笑んでいる。
--
たけちう兄貴もコメントに書いてくれてるけど、
このドラマで使われた亜也ちゃん本人の詩の中で、
これが俺にとっても最高の詩です。
俺はこの詩、そしてこのドラマを見た事によって得た今の気持ちを大切にして、
これからも生きていけたら、と思っています。
投稿者: brewski | 2006年06月23日 17:21
命ってすごく重たい。。。
一生懸命生きようとする人もいれば
生きてるのが辛くて投げ出す人。。。
赤ちゃん生んで改めて命の素晴らしさを知りました!
投稿者: えんたん | 2006年06月25日 13:04
命の重みを再認識できるドラマだったよね。
生きている事の素晴らしさって日常の中でついつい忘れてしまいがちだったりするし...
brewskiさんの記事と皆さんのコメントを読んでいろいろと考えさせられました。
投稿者: yuring | 2006年06月26日 15:55