最後に人前で泣いたのは、20の頃だったかな。

親父の前で泣きじゃくった。
喫茶店で、他の客だって大勢いたのにね。

自分自身がどうしようもなく悔しくて、許せなくて。
前を見る事さえ怖がってたかもしれない。

あの時は人生最悪に堕ちてたっけ。
受験を失敗した時なんかより ずっと。

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でも、その後、周りに支えられて、自分の気持ちに整理を付けて、
そして、目標を見つけた。

そりゃ、時々は落ち込む事だってあるけど、
自分なりに前を見て走ってきたつもりだった。

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でも、やっぱり俺は甘い。 甘えてる。

家族に対しても、友達に対しても、
信頼しすぎてしまっている。 頼りすぎてしまっている。

もちろんだけど、頼り・頼られる関係は素晴らしいし、
人間はそれなしじゃ生きていけない。

俺が言いたいのはそこじゃない。

俺が言いたいのは、
今いる場所に安心しきってしまって、
そして、それを理由に、自分の中で 「逃げ」 の気持ちが生まれてしまっている、という事。

俺の帰る場所、家族、そして友達が、
いつまでも変わらぬまま在る、と 心のどこかで思い込んでしまっている事。

でも本当は、それらはとても儚くて、
そして明日にでも壊れてしまう可能性だってあるんだよね。

だから、今を大切にして生きないといけない。

先を見据えて、
今できる事を精一杯やらないといけない。

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(前書きが長くてゴメン)

たけちう兄貴に感化されて、
「1リットルの涙」(ドラマ版)をもう一度見た。

実は俺は、一度も最初から最後まで通して見た事がなかったから。

DVDで、毎日寝る前に1話ずつね。


でも、これ見ると寝れないんだ。

泣いちゃって。

感情が高まっちゃって。。。

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知ってる人もいると思いますけど、私の病気は治りません。
治療法がないみたいです。
いつか歩くことも、立つことも、話すことも出来なくなると、
お医者さんに言われました。
この一年で当たり前に出来ていたことが、一つ一つ出来なくなっていきました。
夢の中では、友達としゃべりながら歩いたり、バスケをしながら思いっきり走ったり出来るのに、
目が覚めると、もう自由には動かない身体がそこにあるんです。
毎日が変わってしまいました。
転ばないためにどう歩いたらいいのか。どうすればお弁当を早く食べれるのか。
どうすれば人の視線を気にしないでいいのか。
一つ一つ頭の中で考えなきゃ生きていけません。
高校に行って、大学に行って、仕事をして、
そんな風に思い描いていた未来が、ゼロになっちゃいました。
生きていく道がみつからなくて、小さな希望の光も見えなくて、
病気になったせいで、私の人生は壊れてしまったって、何度も思いました。
でも、でも、悲しいけどこれが現実です。
どんなに泣いても、病気からは逃げられないし、
過去に戻りたくても、時間は戻せないし。
だったら、自分で今の自分を好きになってあげなくっちゃって、
そう思いました。
だって、この身体になってから、初めて気付いた事が沢山あるから。
そばにいてくれるだけで、家族ってありがたいんだなーとか、
さりげなく支えてくれる、友達の手がすごく温かかったりとか、
健康な事が、それだけで すごく幸せな事とか。
病気になったからって、失うばかりじゃありませんでした。
この身体の私が・・・私だって。
障害っていう重荷を背負っている私が、今の私なんだって。
胸を張って生きていこうと思いました。
だから・・・養護学校に行くことは、自分で決めました。
みんなとは生きる場所が違うけど、
これからは自分で選んだ道の中に、一歩一歩、光を見つけたいから。

そう笑って言えるようになるまでに、
私には・・・少なくとも1リットルの涙が必要でした。
だからもう私は、この学校を離れても、
何かが終わってしまうだなんて絶対に思いません。
みんな、今まで親切にしてくれて、本当にありがとう。

(高校退学時に亜也ちゃんがクラスの前で言った言葉)

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生きてるって、家族って、友達って、

最高なんだね。

(今回はちょっと真面目に書きすぎたかな。)